Crowd Works(クラウドワークス)で働き始めて約5年、アプリを使い始めて約2年が経ちました。
現在2人のクライアントさんと継続的にお仕事をさせていただいており、月に10万円~稼ぐことができています。
ただ、これからCrowd Works(クラウドワークス)でお仕事を探そうか迷っている方の中には、「掲載されている案件の質はどうなのか」気になっている方も多いのでは。
以前の記事でCrowd Works(クラウドワークス)アプリの評価についてまとめました。
その際、アプリの評価のコメントを見ていると、募集案件の質に不満を持っているレビューが見られました。
そこで、今回はCrowd Works(クラウドワークス)で怪しい案件かどうか見分ける方法や、案件を選ぶ際にチェックしたいことを実体験からまとめました。
Crowd Works(クラウドワークス)で気を付けたい怪しい案件の特徴は?
Crowd Works(クラウドワークス)で気を付けたい怪しい案件の特徴としては、
- コピペや文章の投稿など簡単な仕事で高額な報酬がもらえる
- Crowd Works(クラウドワークス)で禁止されている直接取引を求めてくる
- LINEのIDなどを聞いてくる
- 外部サービスへの登録を促される
といったところでしょうか。
ねずみ講やMLMを疑わせる案件
募集案件を見ている中で気を付けたいのが1のパターンで、簡単な仕事内容で30万円以上稼げる、短時間OKなどの記述が書かれています。
そんな簡単な仕事で高額なお金がもらえるの!?と飛びつきたくなりますが、よく見ると違うアカウントで似たような仕事内容の案件が数多く配信されており、人を集めるための怪しい案件と認識できます。
以前探していた時に一度似たような案件に応募したことがあるのですが、LINEのIDを聞かれたのでそこでお断りを入れました。
3のLINEのIDを聞いてくる、4の外部サービスへの登録を促される場合、ねずみ講やMLM(いわゆるマルチ商法)の場合がありますので、すぐにお断りを入れた方が良いでしょう。
ねずみ講やMLMの場合、副業やビジネス、投資、情報商材などの詐欺被害で、よくねずみ講やマルチ商法という言葉を聞いたことがある方は多いかと思います。
Crowd Works(クラウドワークス)でも、マルチ商法やねずみ講の勧誘を目的とする投稿を禁止しており(Crowd Works(クラウドワークス)の仕事依頼ガイドライン)、怪しい案件に遭遇した場合には辞退をするように注意喚起をしています。
誰とも契約せずに応募者全員にマルチ商法を匂わせる勧誘のメッセージが送られてきたり、LINEのIDを聞かれたりする場合には、発注の意思がそもそもないと考えた方が良いでしょう。
また、エクセルのデータ入力など普通の仕事に見せかけて、あとからLINEのIDを聞かれたり、勧誘を受けたりする場合もありますので、マルチ商法やねずみ講を匂わせたら仕事を辞退するようにしましょう。
直接振込を申し込まれる案件
2.の直接取引を求めてくるの場合、案件自体がねずみ講やMLMへの誘導目的の場合もありますし、契約後に「クラウドワークスを通さずに取引をしませんか、お金は指定の銀行に振り込みます」といったメッセージが送られてくることがあります。
Crowd Works(クラウドワークス)ではシステム手数料が設定されており、クライアント側も受注する側も「クラウドワークスに支払う手数料がもったいない」と考えている方がいるのも事実です。
実際、私がCrowd Works(クラウドワークス)で契約をした人の中には、「直接振込に変えても良いでしょうか」といったメッセージを送ってきたクライアントもいました。
私も「契約金額は5万円(クライアント側は税率10%の場合55000円の支払い)なのに実際もらえる報酬は42900円なんて少ない」と感じていた頃もあり、直接口座に振り込んでもらった方が良いのではないかと魅力に感じた時期もありました。
ただ、クラウドワークス外での契約や支払いは禁止されており、もしもクライアントさんを信用して直接振込をお願いした場合お金をきちんと支払ってもらえないというケースが考えられます。
また、教えた自分の口座が犯罪に使われる恐れもありますので、直接取引や直接振込を申し込まれた際にもお断りを入れましょう。
怪しい案件を見分ける!Crowd Works(クラウドワークス)で案件を選ぶ際にチェックしたいこと
Crowd Works(クラウドワークス)で案件を選ぶ段階でチェックしたいことを挙げると、
- 募集をかけているクライアントは募集実績があり評価がつけられているか
- 実際に契約した人がいる場合、評価とコメントはどうか
- Crowd Works(クラウドワークス)に登録して何年ぐらいか
- 案件自体が怪しいものでないか(前項参照)
- (できればプロフィールの会社概要が記入されている、本人確認が済んでいるかどうか)
といったところ。
クライアントの登録・評価の情報
これまでの経験からすると、以前からCrowd Works(クラウドワークス)に登録しており、募集実績が数件あり、なおかつ評価が高い場合には信頼性が高いクライアントさんと言えます。
評価について説明すると、契約から報酬の支払いまでが終わった際、Crowd Works(クラウドワークス)ではクライアント側も受注者側もお互いを評価する仕組みになっています。
その際、スキル・クオリティ・スケジュール・コミュニケーション・パートナーシップの5つの項目に星を付けるとともに、コメントを書けるようになっています。
星の評価が5点など高く、コメントに「スムーズに仕事ができた」「丁寧に対応してくれた」などポジティブなコメントが多く寄せられている場合には、より信頼性が高いです。
そして、できれば
- クライアントのプロフィールの会社概要欄に、どのようなサイトを運営しているか、どのような商品やサービスを提供している会社なのかなどが書かれている
- 本人確認が済んでいる
といったクライアントさんだと、より信頼性や安心感が高まります。
もちろん、この2つの項目がなくても信頼できるクライアントさんは多くいらっしゃいますので、こちらの項目は「できれば」程度にとどめておきます。
1~4の項目に関しては注意深く確認しておきましょう。
募集している案件の仕事情報
クライアントさんの情報以外に、前の項でもご紹介したように案件自体が怪しいものでないかを確認するためにも、仕事情報に記載されている仕事内容・報酬の設定を確認しておきましょう。
「コピペや簡単なデータ入力で10~30万円以上稼げる」などの、簡単なのにすぐに高額な報酬が手に入るというお仕事は怪しいです。
契約前の段階でLINEのIDを聞かれたり、別サービスに誘導されたりすることがあれば、すぐに「応募・スカウトを辞退する」をクリックし、契約をお断りするようにしましょう。
Crowd Works(クラウドワークス)のメッセージ画面を見ると、応募・スカウトを辞退するのほか、「違反報告をする」の欄もあります。
(2019/12/10時点のCrowd Works(クラウドワークス)メッセージ画面)
Crowd Works(クラウドワークス)で契約した後に怪しいクライアントと思ったら?
Crowd Works(クラウドワークス)で契約した後に、「クラウドワークスを通さずに直接振込にできれば変更してほしい」といったメッセージが送られてくる場合もあります。
私はそのような申し出があった場合、すぐに「契約途中終了リクエスト」を送って契約を解除するようにしています。
ちなみに、契約した後に怪しいクライアントと感じたら、辞退するほかCrowd Works(クラウドワークス)から怪しい案件を減らすために事務局に通知したり、通報したりする方法もあります。
一番効果的なのはおそらく通報する方法でしょうか。
(2019/12/10時点のCrowd Works(クラウドワークス)Web版の表示)
Crowd Works(クラウドワークス)のアプリの場合、仕事情報ページの一番上の三つの点が並んでいるマークを押すと、「改善点を事務局に通知する」が表示されるようになっており、そちらを押すと一番近い理由にチェックを入れることが可能になります。
(2019/12/10時点のCrowd Works(クラウドワークス)アプリ版の表示)
まとめ
今回は、Crowd Works(クラウドワークス)の怪しい案件の特徴や、怪しい案件かどうか見分けるために案件を選ぶ際チェックしたいことなどを実体験からまとめました。
Crowd Works(クラウドワークス)アプリの評価・レビューを見ると、怪しい案件が多いという口コミも見られますが、中には信頼性の高いクライアントさんも多くいらっしゃいます。
実際、私が現在契約している2名のクライアントさんは、契約から評価までスムーズに、そして丁寧に対応してくれるクライアントさんです。
今からCrowd Works(クラウドワークス)でお仕事を探そうと考えている方は、今回ご紹介した怪しい案件でないかを見分ける方法を参考にしてみましょう。